蛍光灯を交換しても点かない原因は?
わが家は現在賃貸暮らしなのですが、
入居当初からチカチカしていて怪しかった
玄関の照明がとうとう点かなくなりました。
賃貸では蛍光灯の交換は住民側の負担になるので、
主人に照明カバーを外してもらって型番を確認。
Amazonで値段を調べたところ、約500円~
高くて2,000円以上するものもあったのですが、
退去時には残していくものですし、そんなに高く
なくてもいいかなと思い、約600円の蛍光灯を購入。
2,3日で商品が届いたので、早速開封し、
ヒビや汚れなどの不備もなさそうだったので、
脚立を出してきて取り付け、スイッチオン!
電気が点きません。なんでだろう?
もう一度蛍光灯と照明器具を繋ぎなおしたり、
スイッチを入れた状態でしばらくの間待って
みたのですが、電気が点く気配はありません。
もしかして配線に問題が・・・?
そうなると不動産に連絡を入れないといけなく
なるのですが、もう少し調べてからにしよう!
と思い、蛍光灯が点かないときの原因をネットで
調べてみました。
蛍光灯の寿命が原因の場合
電気が点かないとき、まず疑うべきは蛍光灯の寿命です。
蛍光灯の寿命は約6,000~12,000時間、約2~4年です*1。
設置場所によっても寿命は異なり、よく使用する場所の
蛍光灯は寿命が短くなります。また、屋内での使用より
屋外での使用の方が寿命が短くなるそうです。
・明るさが弱くなってきた気がする
・時折チカチカと点滅するようになった
・蛍光灯の口金部分が黒くなっている
上記のような場合、蛍光灯を交換するタイミングです。
蛍光灯の寿命が原因であれば、交換することで解決します。
蛍光灯を交換しても点かない場合
新品の蛍光灯に交換したのに電気が点かない場合、
以下のような原因が考えられます。
1.設置の仕方を間違えている
蛍光灯と照明器具の繋ぎ方に問題がないか、今一度確認
してみましょう。はめ込みが甘い可能性もありますので、
蛍光灯を一度外し、根元まで差し込んでみてください。
2.点灯管の寿命
照明器具をよく見てみると、豆電球のようなものが着いて
いるのが分かります。これは別名「グロー球」と呼ばれる、
蛍光灯の明かりを点ける一瞬だけ使われるものです。
この点灯管にも寿命があり、蛍光灯の倍の約4~8年です。
Amazonなどでも購入できますが、ねじ込み式の点灯管は
100円ショップでも購入可能です。
ちなみに、わが家の蛍光灯が点かなかった原因がこれ。
入居前から使われていた点灯管の寿命がきていたようです。
100円ショップSeriaで新しい点灯管を購入、交換しました。
点灯管を交換したことで蛍光灯が点くようになりました。
電気が点かなくなったら点灯管も確認するようにして下さい。
3.照明器具の故障
どんな家電にも言えることですが、照明器具も長い間使用
していると部品が劣化して不具合をきたすようになります。
配電コードを保護するゴム部分が劣化すると電気を通さなく
なり、漏電や火災の原因にもなってしまいます。
10年以上使用している照明器具があれば確認してみて下さい。
4.電気配線の不具合
上記1~3を確認した上で、それでもなお電気が点かない場合は
電気配線側の不具合が原因かもしれません。この場合は自分で
確かめることが難しく、漏電していれば感電のおそれもあるので、
賃貸であれば不動産会社に、持ち家にお住いの場合は電気工事を
行っている業者に依頼して、一度確認してもらいましょう。
さいごに
蛍光灯を交換したのに点かなかったわが家の玄関照明。
原因は点灯管(グロー球)の寿命だったので、新品と交換
することできちんと点灯するようになりました。
入居以来、玄関照明のカバーは外したことがなかったので
ホコリが大変なことに・・・カバーを外してくれた主人が
綺麗に拭き掃除してくれました。ありがたや~。
蛍光灯・点灯管の両方を新調したので、
また寿命がくる頃に確認して交換したいと思います。
最後までご覧頂きありがとうございました。
*1:「電気設備の知識と技術」より